文月三日の歌
梅雨空の下のデジャヴゥに忍ぶ差異を知りゐたるらむデジタル画像
相変わらずの降りそうでなかなか降らない梅雨空が続いていると思っていたところ、夕方に雷とともにざっと一雨降って、一時間も経たずにさっと止んだ。
地面が雨で冷やされて、急に涼しくなった。夕立は、自然の打ち水である。
お昼頃にちょっと用足しに出かけたときに、小貝川の岡堰というところの土手から、堰の中の島を写真に撮ってみた。
なんだか以前にも撮ったことのある風景だと、ちょっとした既視感を覚えて、辿ってみると、和歌ログのトップページにおいてある 「Web 拍手」 のお礼画面のひとつに使っている写真と、同じ木が映っている。
お礼画面に使っているのが、上の写真だ。こっちの方は、春の新緑の頃の写真のようで、まだ木の葉が少なく、すかすかだ。それが川面にきれいに映り込んでいる。
今日の川面は細かい波が立っていて、あまりきれいに映り込んではいない。こうしてみると、同じ風景でもずいぶん違うものだ。
デジャヴゥにも、きちんと辿ってみるとちょっとした差異があった。今日の和歌は、説明なしには何のことやらわからない歌で、恐縮である。
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