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2006年7月14日

文月十四日の歌

腹の下に小猿を抱く母猿の目より溢るる哀しき力


酒田から帰宅した。途中、上山 (かみのやま) の原口そばやに寄って、類稀なる田舎そばを食し、そのまま米沢に向かわずに、金山峠を越えて、宮城県の七ケ宿に抜けた。

今回の帰郷は、行きも帰りも峠越えとなった。金山峠は笹谷峠にも劣らない秘境で、なんと、途中で野生の猿の群れに遭遇した。

車を停めてカメラを向けると、みなそそくさと森の中に逃げ込んでしまったが、中の小猿を連れた母猿を辛うじてカメラに収めることができた。母猿のおなかの下にしっかりつかまってぶら下がっているのが小猿である。

野生の猿というのは、なかなか目に力がある。こちらを振り向いた表情には、「人格」 に近いものすら感じられた。

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