文月二十四日の歌
水撥ねるタイヤの音も和らげて真緑の田は広がりてあり
久し振りに、朝から梅雨らしいしとしと雨。梅雨らしいといっても、その 「梅雨らしさ」 は、時期はずれになりつつあるけれど。
朝、ゴミ出しに行ったら、集積所に昨日の一斉草刈りで刈った草が、ゴミ袋に入れられて山積みになっていた。草なんて、放っておけば土に戻って、その土が豊かになるのに。
わざわざ燃料をかけて燃やすために、処理場に送らなければいけないものなのかなあ。
ちなみに、ウチの庭に面した土手の部分は、刈った草を敢えてそのままにしておいてもらっている。おかげで、越してきたときは瓦礫で埋め立てたような有様だったが、今ではかなりいい土壌に変化している。
我が家の階段の踊り場から見渡すと、月並みの言い方だが、緑の絨毯のような田んぼが広がっている。
その向こうの県道から、水を撥ねながら走る車の音がひっきりなしに聞こえるが、緑の絨毯の緩衝帯でその音も和らいで聞こえる。
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