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2006年7月30日

文月三十日の歌

地に映る木立の影の際だてばさしもの梅雨も明けたりと知る


060730

やっと関東の梅雨明け宣言が出た。八月は暑い夏になるということだが、本当にそうなるのだろうか。気象庁の中長期予報は、当たる確率が五割以下だから、信じない方が精神衛生にいいみたいなのだが。

ところで、梅雨が明けたので、久しぶりにすっきりとした青空になった。日差しが強くなって感じるのは、地面にうつる影の濃さである。そうそう、このくらいくっきりとした影でないと、夏のような気がしないよねと言いたくなる。

近くの木立で、蝉が鳴き始めた。この声が聞こえてくると、本当に夏のような実感が湧いてくる。

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