葉月六日の歌
白猫の病を癒す夏の日に寝そべりて顔撫でる黒猫
今日も朝から暑い。昨日までの二日間のようなからりとした暑さではなく、湿度が上がっている。空も青空ではなく、いかにも水蒸気を多く含んだ白っぽい色だ。
八月一日の 「今日の一撃」 に書いたのだが、実は我が家の二匹の猫のうち、年上の白猫の方が寄る年波で死にかかっていた。
自分では水も飲めず、立ち上がって歩くこともできなくなり、見る間にやせ衰えて、死を待つだけの状態になったように見えた。
しかし、妻と娘の必死の看病で復活したのである。今では足取りはややおぼつかないものの、自分で歩いて、日陰の涼しいところを探し、移動しながら休めるようになった。
昔だったら、猫というのは自分で立てなくなる前に、涼しい死に場所を求めていなくなったものだが、今の猫は幸せである。
で、年下の黒猫の方はというと、我関せずとのんびり寝そべって、顔を撫でている。
猫というのは、本当に極端なマイペースである。同じ屋根の下の同類を、全然心配していない。犬だったら、こうはいかないが、これが猫の特性なのだから責められない。
ところで、今頃になって気づいたのだが、この猫はどうやら左利きらしい。
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