葉月二十四日の歌
朝まだき猫ならぬ身も輝ける狗尾草 (エノコログサ) の穂に戯れゐたし
今朝は常磐線の信号機故障で、普段は一時間半で都心に着けるのだが、二時間半かかった。
普段よりやや早めに家を出て、途中で朝日を受けて逆光に輝くネコジャラシなんぞを撮影して、いい気持ちになっていたのだが、その後が難行苦行になってしまった。
並みの信号故障ではなかったようで、信号機を交換している間、電車をいちいち手信号で通しているという。だから、その付近を通り過ぎるときは最徐行になるので、他の電車もみなあおりを受けて、動いたり止まったりとなった。帰りは復旧していてもらいたいものだ。
それにしても、ネコジャラシを逆光でみると、思いのほかきれいなものだった。ちなみに、ネコジャラシは通称で、正式の和名は 「エノコログサ」 というそうだ。
漢字では 「狗尾草」 と書くようで、イヌコロの尾ということだろうか。それはそれでイメージどおりである。
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