葉月三十日の歌
日暮れてのホームを渡る風もなく定めし暑き一日 (ひとひ) なりけむ
今日も、一日某展示会の運営に関わった。一日屋内にいたので、暑かったのか涼しかったのかわからない。
ところが、電車のプラットフォームを包む湿った暑い空気で、今日も暑かったのだろうとわかった。
ところで、展示会の会場となったのは完成したばかりのビル。テナントはオフィスもショップを、このビルに入って今日が二~三日目というほやほやである。
それだけに、展示会場もショップも、まだまだ日常的な業務のノウハウが確立されておらず、些細なところでもたもた、あたふたしている。
こうして、小さな失敗に少しずつ対処していって、半年も経たないうちに、もう十年もやっているような顔ができるようになる。
少しぐらいもたもたするのは、我慢しよう。昼食を食べようとしてレストランに入っても、オーダーが通るまで少しぐらい手間がかかっても、まあ、腹の鳴る音を聞きながら笑っていよう。
初めは誰でも初心者だった。
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