葉月二十七日の歌
歌詠みを続け千日目の朝は何事もなく明けにけるかも
この三日ほど、曇りがちの涼しい朝である。
平成十五年の十二月二日にネット上で和歌ログを始めて、今日がちょうど千日目。「一日一首」 は今のところ掛け値なしだから、これが千首目の大台の歌だ。
小学校時代の夏休みの絵日記なんて、三日ともたなかった私が、どうしてこんなに続けていられるのか、我ながら不思議である。
きっと、誰にも強制されていないからいいのだろう。
記念の歌は早めに詠んでしまって、早く楽になってしまおうと、朝のうちにサクサクとすませることにした。
生まれて初めて 「けるかも」 という助動詞プラス助詞を使ってしまった。こんなにヘビーな言い回しをするのが、何事もない朝なのだというところに、どうでもいい気負いがありすぎて、ちょっと恥ずかしい気もするが。
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