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2006年8月26日

葉月二十六日の歌

曇り空ただ眺めゐし帰り道ヘッドライトに稲穂は光る


060826

季節が変わりつつあると、本気で思える一日だった。

空はずっと曇りがち。日が射さない分、気温も上がらない。風が涼しい。そして、何より稲の穂が垂れ下がってきている。

夕方、帰宅するのに田んぼの中の近道を通った。遠くに早くも灯った明かりが見える。そして、早めに点けたヘッドライトに、稲穂が光る。

九月に入れば、稲刈りが始まるだろう。田んぼが刈り穂の跡だらけになれば、いよいよ本当の秋だ。

今日で、和歌ログ九百九十九首目。明日が、いよいよ、一千首目になる。

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