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2006年9月26日

長月二十六日の歌

じつとして動かぬ朝の蛾の羽の保護色なればその意汲み置く


今朝、家を出がけに撮った写真。玄関先の花などをおく大の上に、小さな蛾が羽根を広げていた。

生きているのだか死んでいるのだか、急いでいたので確認することもなかったが、ポケットからデジカメを出してごそごそしている間もまったく動かなかったので、多分死んでいるのだろう。

ただ、その時は生きているかもしれないと思っていたので、いつ飛び立っても驚かないように心の準備をしながら、手早く構図を決めてシャッターを押した。

不思議なもので、肉眼でみると、木の台の色に溶け込んでよくできた保護色に見えるのだが、写真でみると、思いのほか目立っている。

肉眼は、生き物の保護色の機能を増幅させながら見ている。気の利いたことである。

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