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2006年9月 8日

長月八日の歌

一つづつまた一つづつ柿の実は風吹くごとに赤くなりゆく


0609081

涼しいような、しかし、少し動くと蒸し暑いような、晩秋と初夏との移り目の、微妙な陽気である。

今年の春先に中断していた裏の川の拡幅工事が、少しずつ再開されている。春と夏の間は、農業用水の関係で川の水量が増えるし、農作業のじゃまになるので、続けられなかったんだろう。

長らく田んぼだったところを、工事機械でがしがし掘りまくっているので、風向きの加減で、えもいわれぬ田舎の臭いが漂ってくる。しばらく我慢しなければならないみたいだ。

土手の側に生えている柿の木は、実がだんだんと色づいてきている。

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