長月十三日の歌
秋雨の新幹線の下くぐる陸羽東線はひつそりと暮る
宮城県に出張してきている。今年春の市町村合併で、大崎市という名前になったところだが、以前の古川市と言った方が、まだ通りはいいかもしれない。
大崎市という名前の由来を聞いたら、この辺り一帯は、古くから大崎地方と言われていたのだそうだ。ササニシキの本家本元である。
関東を覆っていた雨雲は、東北まで広がっていて、私の晴れ男伝説にブレーキがかかった。昼前に東北新幹線古川駅の涼しいホームに降り立ち、下をみると、道路にかなりの水溜りができている。
しかしながら、雨は小糠雨程度の降りで、それも降ったり止んだりしている。傘をさすほどのこともない。どうやら、朝までにはかなり降っていたらしいが、私の着くお昼前になって、ずいぶん小降りになってしまったようだ。
晴れはしなかったが、雨の止み間を縫って屋外撮影も辛うじてこなせたし、実際の仕事にはほとんど影響がなかったということで、今回もお天気の神様に感謝である。
明日は朝から都内で仕事なので、今日はいそいそと日帰りだ。
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