« 長月十六日の歌 | トップページ | 長月十八日の歌 »

2006年9月17日

長月十七日の歌

彼方なる野分よりくる雨を吸ふ刈田の先に灯はともりたり


0609171

 

近所の田の稲刈りはかなり進んだ。今日あたりは、刈田になってしまった面積の方がずっと広い。規則正しく並んだ稲の切り株がずっと遠くまで続いていて、その先に明かりが灯り始める頃、車を走らせて帰宅した。

今週半ばまでの予報では、週末は台風の影響で暖かい湿った風が吹いて、気温が上がるなどと言っていたが、それほどには気温は上がらなかった。しかし、明日はもっと暑くなるらしい。

帰宅してみると、家の中は、なるほど、昨日の夜よりも暖かい。昨夜は長袖でないと肌寒いぐらいだったが、今夜は半袖で十分だ。

庭で虫がひっきりなしに鳴いている。秋というのは気付かぬうちに深まる。そして、突然晩秋になっていたりする。

 

|

« 長月十六日の歌 | トップページ | 長月十八日の歌 »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 長月十七日の歌:

« 長月十六日の歌 | トップページ | 長月十八日の歌 »