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2006年9月19日

長月十九日の歌

風止みて秋てふ障子開けしかばそこに真夏の空は残れり


0609191

昨日の午後、台風が日本海を北上している頃から、急に空が晴れて、暖かく湿った空気が入ってきた。夜は、このところかけていた肌掛け布団をとって、タオルケットだけで十分だった。

そして朝、窓を開けるとじっとりと熱い空気が入ってくる。「なんだ、夏に戻っちゃったじゃないか」 と、声をあげてしまった。今日は最高気温が三十度になるらしい。

朝、駅に向かう道から国道六号線を振り返ると、まるで真夏のような色合いの景色だった。東京都内に着くと、空はかなり曇りがちだが、蒸し暑さはかなりのものである。

せっかく、一歩ずつ秋になってきたかと思っていたが、またやり直しだ。

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