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2006年10月20日

神無月二十日の歌

秋の日を半月浴びし赤のまま渡る風にも色映しをり


先々週からずっと天気がいい。時々雲がかかっても、じきに秋晴れになる。

和歌ログをさかのぼってみたら、八日からずっとお天気で、今日で十三日目だ。今度雨が降るのは月曜日になるとのことなので、半月も秋晴れが続くことになる。

土手の道を歩いていると、イヌタデの赤い花が目立つ。日本中の土手や畦道でも目立っているだろう。どこでも見かける可憐で慎ましい花である。

ままごとで赤飯に見立てるので、「赤まんま」 とも言われるが、役に立たないタデなので、イヌタデの名が付いたとの謂われは、去年の秋も書いた (参照)。

今年の春には、スズランのことをアイヌ語で 「セタプクサ」 というとの話を書いた (参照)。「犬のギョウジャニンニク」 という意味で、毒がって食えないので、役立たずとの意味でこの名が付いた。

役に立たない植物には 「犬」 のなんとかという名前が付くのだろうか。植物でなくても 「犬死に」 なんてこともいうし。犬には気の毒な話である。

俳句の世界では、「赤のまま」 とか 「赤まんま」 として詠まれることが多いというのも、もっともな気がする。

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