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2006年10月 1日

神無月一日の歌

言挙げをせぬ白さなり道端の蕎麦の畑に花は咲き満つ


今日から 十月。中学、高校の頃は、この日を境に冬の制服に着替える衣替えの日だった。

とはいえ、十月一日を境に急に秋が深まるというわけでもなく、長引く残暑の年などは、暑くてたまらなくなるのだった。

今時はあまり見られないが、当時は詰め襟の学生服などという、体に悪いデザインの服を押しつけられていたので、なかなか難儀したものである。

茨城は蕎麦の産地である。郊外に出ると、あちこちに蕎麦畑が広がっていて、今まさに、蕎麦の白い花の花盛りだ。

蕎麦の花というのは、不思議な趣である。ふと気付くと、白く可憐な花が広がっていて、息をのむほどの美しさだが、漫然と通り過ぎると、そこに蕎麦畑があることすら気付かない。強い自己主張をしない、奥ゆかしい花である。

私も、もう少しで蕎麦畑の広がることに気付かずに通り過ぎるところだったが、道ばたに車を止めて、デジカメを構えると、目の前の花に蜂がとまっている。この蜂たちのおかげで、我々は新蕎麦が食える。ありがたいことである。

一面の蕎麦畑の写真と、もうちょっとのウンチクは、こちら

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