霜月二十二日の歌
二十五年見慣れし川の有様の変はり行くなりただ半年で
今日、久しぶりで裏の川の土手を散歩して驚いた。
川幅の拡張工事は、遅々として進んでいないと思っていたのだが、百メートルほど下流では、既に向こう側に新しい土手ができていて、古い土手は崩されつつある。
古い土手が、写真の左四分の一あたりを境に、削られて低くなっているのがわかるだろうか。
今はまるで河川敷のようになっているが、もっと掘り進められて、向こう側に新しくできた土手まで、川が広がるのだろう。
少しずつ区切って工事を進めているものらしい。来年の春、田植えが始まる頃までには、我が家の裏手まで、この工事が進んでくるのだろう。そうなると、我が家の階段の踊り場から見える景色が、一変してしまう。
ここに引っ越してきて、二十五年。時代は変わる。人も変われば、川の流れも、こんなに簡単に変わってしまう。
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