霜月九日の歌
南天の赤き実見れば故郷の冬の面影蘇るなり
今日も上天気だ。取手駅に向う道に南天の赤い実がなっている。
鳥は南天の実が大好きなようだ。この鮮やかな赤い色が鳥を呼ぶのだろう。鳥が全部食べてしまわない限り、冬になっても赤い実はいつまでも目を楽しませてくれる。
私の実家にも南天の木があって、毎年赤い実を結んでいたが、昨年の冬に引っ越してしまったので、木は残してきてしまった。
その代わり、枝を持ってきて挿し木にして育てている。まだ背は低いが、すくすくと育っているはずだ。
南天というのは古来不浄を浄めると信じられていて、そのため、トイレに面したところに植えられたりしてきたという。そういえば、実家の南天もトイレの窓の外にあった。
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