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2006年11月21日

霜月二十一日の歌

愛犬に近き視線で散歩して小春日和を待つ霧の朝


朝の天気予報では、今日も晴れのいい天気だそうだ。「昨日と違って、小春日和になるでしょう」 と言っていた。

日本での 「小春日和」 は、天気予報での正式な言い方ではないようだが、英語の "Indian summer" は、アメリカの天気予報では普通に出てきたりするのがおもしろい。

朝のテレビのニュースショーなどでは、キャスターが広大なアメリカの地図を示しながら、とても大雑把な天気予報をしている。一番大雑把なのでは、"Midwest, Indian summer" と言うのを聞いたことがある。「中西部、小春日和」 という感じだ。

あの広大なアメリカの中西部が、すべて小春日和というのは、ある意味では壮観だろう。

「小春日和」  も "Indian summer"も、ほとんど同じような意味で、晩秋から初冬にかけての穏やかな日差しの日をいう。もっとも、英語の方は、晩年の穏やかな暮らしのことも、そう表現するらしい。

「小春日和」 を早春の穏やかな日差しのことと思い違いしている人も、根強くいるのだが、もともと 「小春」 というのは、十月 (神無月) の異名である。昔の言い方だから、それは当然にも、旧暦十月のことで、冬の季語だ。

ということは、旧暦の十月は、今日始まったばかりだから (旧暦では今日が十月一日) 、今日は文字通りの小春日和である。で、今日をもって、カテゴリーを 「冬の歌」 とさせていただこうと思う。(昨日よりもずっと冬らしくないけど)

今朝は、我が家の回りでは濃い霧が発生していた。裏の土手で犬の散歩をさせている人も、遠くの景色ではなく、もっぱら足元だけを見つめて歩いている。愛犬の視線に近づいているともいえる。

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