« 霜月十四日の歌 | トップページ | 霜月十六日の歌 »

2006年11月15日

霜月十五日の歌

大空に偽りはなし見る者の網膜にさす黒雲の影


0611151

今日は、まるで三流の道歌みたいになってしまった。

朝出かけるときは、雲ひとつない快晴で、都内に着いてからもしばらくは、真っ青な空だった。天気予報でも、今日は一日晴れと言っていた。

ところが、昼前に空を見ると、いつの間にか雲が広がってしまっている。一瞬何かの錯覚かと思ってしまったほどだ。

まるで禅問答みたいになるが、黒雲は、見る者の方にあるのかもしれない。大空はあくまで澄み切っているのに。

卑近な例だが、心に迷いがあると、仕事もうまく行かなかったりするし。

|

« 霜月十四日の歌 | トップページ | 霜月十六日の歌 »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 霜月十五日の歌:

« 霜月十四日の歌 | トップページ | 霜月十六日の歌 »