霜月十五日の歌
大空に偽りはなし見る者の網膜にさす黒雲の影
今日は、まるで三流の道歌みたいになってしまった。
朝出かけるときは、雲ひとつない快晴で、都内に着いてからもしばらくは、真っ青な空だった。天気予報でも、今日は一日晴れと言っていた。
ところが、昼前に空を見ると、いつの間にか雲が広がってしまっている。一瞬何かの錯覚かと思ってしまったほどだ。
まるで禅問答みたいになるが、黒雲は、見る者の方にあるのかもしれない。大空はあくまで澄み切っているのに。
卑近な例だが、心に迷いがあると、仕事もうまく行かなかったりするし。
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