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2006年11月20日

霜月二十日の歌

晩秋となれど自ら黄衣を纏ふ能はず都心の銀杏


昨日と一昨日は、かなり寒く、季節が一気に深まったような気がした。こんなに寒くなったのだから、神田のイチョウ並木も、黄葉が進んだかと思っていたが、来てみると、まだちらほらと黄味がさしている程度だ。

都心というのは、よほど暖かいのか、あるいは昼夜の寒暖の差が小さいのか、まあ、その両方なのだろうけれど、どうも調子が狂う。

それに、よくみると、黄葉しているというより、なんだかクシャクシャッと縮れたように、腐ってしまったような染まり方だ。こんなのでは、もっと季節が進んでも、きれいな色にはならないような気がする。

本来ならば、さっさと黄色に染まって落葉してしまいたいところを、無理やり暖められて延命治療され、死ぬに死ねない重病患者みたいなものではないか。

何だか、イチョウが気の毒に思えてきた。

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