睦月四日の歌
あらたまの年明けてなほ仏道を護る剣こそ不動なりけれ
ようやく初詣に行ってきた。行った先は、板橋不動尊というところ。
車で行く途中、近くの産土神社にまずお参り。本来は、産土神社にお参りするのが初詣なのだともいうし。
板橋不動尊は、正式には、清安山願成寺不動院という。大本堂、三重の塔、楼門は県指定の重要文化財で、本尊の不動明王 (写真) は、昔は国宝に指定されていたこともあったらしい。
三が日の混雑を避けて、敢えて今日にしたのだが、それでも結構な人出で、駐車場に入るのに順番待ちだった。
一昨年の正月五日は、同じ板橋不動尊に詣でて、次のように詠んでいる (参照)。
両刃なる剣持てばこそ不動にて明王は切らざれ我をも彼をも
今年の歌の本歌みたいな歌である。
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コメント
私の守り本尊が<不動様>ですので、
なんとなくいつも心の中に意識として仰いでおります。
両刃の刃は自分の心の内にもと。
私の初詣は鎌倉・円覚寺さんでした。
庄内様の今年の御多幸を祈念いたします!
投稿: 歩遅子 | 2007年1月 5日 10時17分
歩遅子 さん:
コメント、ありがとうございます。
不動明王というのは、本当に奥が深いと思います。
投稿: tak | 2007年1月 5日 13時36分