睦月二十二日の歌
駐車場に居並ぶ車それぞれに異なる生を乗せ来ては去る
夜が更けてから、水戸方面から戻ってきた。途中、あまりお腹が空いたので、ショッピングセンターのラーメン屋で、「魚だし醤油ラーメン」 を食べた。
ラーメンを食べるのは、多分、十日ぶりぐらいだろう。
学生時代はラーメン一杯では足りなくて、ラーメン・ライスなどというものをよく注文していた。要するに、ラーメンに丼一杯のメシが付いたものである。
近頃では、ラーメン一杯で十分に腹一杯になる。体の燃費がよくなったのか、あるいは、新陳代謝が減速した分、カロリーの消費が減ったのか。
ショッピングセンターの駐車場には、夜が更けてもいろいろな車が隙間なく並んでいる。それぞれの車に、それぞれの人生が刻まれている。
明日は一日原稿書きで潰される予定。
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