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2007年1月 9日

睦月九日の歌

門松は小正月まで飾るらしビジネス街の年も明けたり


0701091

新年になって初めて都内に出てきている。今年は四日と五日に休みを取って、前年から引き続いて連続十一日間の年末年始休暇という人も多かったので、今日が実質的な仕事始めという会社も多い。

それで、七日までが門松を飾る松の内という説もあるが、それではビジネス街では、今年はとくに意味を成さないので、十五日の小正月までは飾り続ける店が多いようだ。

「一月一日の歌」 に、「松竹立てて門ごとに祝ふ今日こそ楽しけれ」 と歌われているが、子供の頃は、「都会では曲がり角ごとに松茸を立てて正月を祝うらしい」 と思っていた。とんだ勘違いである。

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コメント

そうなんですか!門松は小正月まで・・・。
松の内7日でさっさとかたずけましたが・・・。
な~~るほど!

投稿: 歩遅子 | 2007年1月 9日 16時12分

古くは、1月15日までが 「松の内」 だったようで、関西では今でもそのようです。

お江戸で 7日までに短縮されたのは、江戸時代に、冬は火事が頻発するので、門前に燃えやすい飾りをいつまでも置いておくのは防災上よろしくないというので、「松飾りは 7日までにするべし」 というお触れが出て以降なのだそうです。

今年は年始休暇が長いので、ビジネス街では 7日に片付けてしまっては、人の目に触れる期間が短く、もったいないので関西流にしているところが多いのでしょうね。

あるいは、12日の金曜日で片付けてしまうかもしれませんが。

投稿: tak | 2007年1月10日 11時53分

成程・・よく判りました。有難うございました。
習慣ってやはり人が変えていくものなんですね!
初詣もしかり!、生きているんですね。

投稿: 歩遅子 | 2007年1月10日 14時34分

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