如月二十八日の歌
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凛とした冬の顔にて明けし空 昼待たずしておぼろとなりぬ
昨日からとても冷たい風が吹いて、冬に逆戻りしたような陽気だ。「寒い、寒い」 と言っていたが、天気予報によると、これで平年並みなんだそうだ。
体がよっぽど暖冬に慣らされてしまったようだ。早々と一輪だけ開いた我が家の梅も、急な冷え込みにびっくりしてしまったようで、後が続かない。
朝のうちの空は春のおぼろな青さではなく、凛とした冬の青さだったが、十時頃になると、だんだんぼんやりとしてきた。
この道の向こうに、朝のうちは筑波山がくっきりと見えていたが、この時間帯になると、かなり霞んでいるのがわかるだろうか。
明日から一日半、缶詰の会議。なんとか時間を見て更新してみようと思う。
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新しき鉄道駅の周りには未来のための建物の建つ
一昨年秋に開業した新線、つくばエクスプレスの 「みらい平駅」 の辺りに、開業後初めて行く機会があった。今まで、いくらでも行けば行けたのだが、なぜか、これが初めてである。
我が家からは守谷駅とみらい平駅の二つが大体同じ距離なのだが、守谷駅の方が快速電車が止まるし、都心に近いので、みらい平駅には行く必要がなかったのだ。
とはいえ、私の住むつくばみらい市にある唯一の鉄道駅ということなので、一応は気にかかっていたわけだ。
今月十六日の和歌日記の写真で、遠くにぽつんと見えているマンションを、今日、初めて間近に見た。かなり大きなマンションである。はたして全室埋まるんだろうか?
そういえば、鉄道の開業前にこの辺りを写真に収めたことがあったはずだと思い出して、過去の日記を検索してみたら、ココログを利用し始める以前の、平成十六年の四月十五日の和歌日記に見つかった。約三年前だが、見事に何もない原野のようなところだった。
本当に、時代というのは移り変わるものである。ただ、建物の多くはまだ地に足の着いた感じではなく、まさに 「みらい」 のために、とりあえず建てたような印象があった。
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遅咲きの我が庭の梅この春は弥生を聞かずはや咲きにけり
昨日隣の梅に誘われてほころびかけていた我が家の庭の梅が、一輪だけ開いた。
我が家の梅は超遅咲きなので、昨年は三月十七日、その前の年は三月十八日まで咲かなかったのだが、今年は驚異的に早い。
厳冬だった昨年がその前の年より早く咲いたというのは不思議なのだが、あるいは、急に暖かくなって気温差が大きくなった方が早く咲くのかもしれない。「休眠打破」 というらしい。
今年は 「休眠」 もなにもないような気がするのだが、もしかしたら、十二月頃のちょっとだけ寒かった頃を過ぎたあたりで、既に休眠打破されていたのかもしれない。この分だと、桜の咲くのも早そうだ。
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紅白の隣の梅に誘はれて我が遅咲きの梅もほころぶ
隣の庭の梅が咲いている。隣の梅も決して早咲きというわけではないのだが、いつも我が家の庭の梅よりずっと早く咲く。
隣の梅は、ベースが白梅で、紅梅が接ぎ木されているようで、紅白が混じり合って咲く。それもまた趣向だろう。
我が家の梅は、隣の庭の梅が満開になった頃に、ようやく蕾がほころぶのだが、よくみると、もうほころびかけた蕾がある。
これは、我が家の梅としては驚異的に早い。過去の和歌日記を見ると、昨年は三月十四日、そして一昨年はなぜかそれよりも遅く三月十七日に蕾がほころんでいる。
ふきのとうほどではないが、梅の花も三週間ぐらい前倒しになっているようだ。この分だと、猫の冬毛が抜け始めるのも早そうだ。
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去年 (こぞ) の春待ちに待ちたるふきのとう今年は知らぬ間に出でをりぬ
我が家の裏の空き地に、ふきのとうが顔を出している。
過去の和歌日記をたどってみると、昨年は三月二十一日に、土の上に芽を出したばかりの姿が載っていて、一昨年になると、三月二十四日に、もはやふきのとうらしくないまでに育ちきった姿が載っている。
ということは、今年は厳冬だった昨年より一ヶ月以上も前倒しで季節が進行していることになる。大変なことだ。
桃の節句用の桃の花も、早く育ちすぎていて、市場への出荷調整が大変だと聞いた。梅はもう五分咲き以上だし、この分だと、桜の咲くのも早いだろう。
花見のスケジュールを立てるのも一苦労なのではなかろうか。
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この秋に消ゆる土手にて菜の花は名残の花をはや咲かせをり
今日は冬に逆戻りしたような寒さだが、明日からはまた暖かくなるという。周り中で春の花の開花が前倒しになっている。
裏の小川の向こう岸にも、菜の花が咲き始めた。写真の左側に見えるのが一番目立っているが、その他にもちらほらとあちこちに咲いている。
そして、その向こうには川の拡幅工事で、新しい土手が着々とできている。右側にちらりと見えるのが、黄色の工事車両だ。
向こう側の土手ができて、再び川の水の減る秋になれば、今まさに菜の花の咲いている古い土手の取り壊し工事が始まるだろう。
あの土手は、毎年春になると菜の花が咲き乱れるのだが、それも今年限りというわけだ。向こう側が春には菜の花の土手になるまでに、何年かかるだろう。
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カーラジオ消して降りるもままならず亡き文楽の明烏聞き
旧正月。朝方は夕べからの雨が降り続いていたが、いつの間にか止んでしまった。
日が暮れてから車で帰ってきたので、天気の具合はわからないが、多分、いい天気になったのだろう。
途中のショッピングセンターで、休憩がてらコーヒーでも飲もうと、駐車場に入ったが、ラジオの寄席番組で文楽 (もちろん、黒門町の八代目。今の四角い顔の九代目はちょっとね) の 「明烏」 と 「愛宕山」 が始まった。
近頃、志ん生の話は時々聞くことができるが、文楽は本当に久しぶりだ。とくに、明烏は、絶品である。車から出もしないで聞き惚れているうちに、一時間近く経ってしまったので、そのまま帰ってきてしまったのであった。
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行く川の水絶えずしてその水の流るる路 (みち) も変はり行くなり
裏の小川の拡幅工事が進んでいる。この写真の左奥にも、黄色のパワーショベルが映っている。
多分三月以後は農作業が始まり、川の水位も上がるので中断して、秋以降に続きが行われるということになるのだろうが、いずれにしても、我が家の裏の景色がかなり変わってしまうことになる。
唱歌に歌われた 「春の小川」 的風景は、多分今年で終わりだろうから、しっかりと写真に納めておこうと思うのである。
景色が変わりつつあるといえば、この写真で言えば右手奥に小さく見える青っぽい建物が、新しくできた鉄道、つくばエクスプレスの、みらいだいら駅前に建設中のマンションである。
近頃、突然姿を現してきて、驚いてしまった。このあたりは高層マンションとは無縁の地域だと思っていたのだが、時代が変われば変わるものである。
「行く川の水は絶えずして、しかももとの水にあらず」 と方丈記にはあるが、「もとの水路にはあらず」 というのも、全然普通の話だったのである。
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春空の彼方の山を見渡して高さ競へるベランダの木々
いつもの月なら十五日はまだ前半のうちだが、二月は短いから、もう後半に入ってしまった。
昨年は厳冬だったので、春の来るのが待ち遠しく、その分、一月と二月はとても長く感じたが、今年はあっという間である。
うかうかしているうちに、三月が来る。梅どころか、桜が咲いてしまう。そうこうしているうちに、夏が来てしまう。
そんなことを考えながら、神田の裏道を歩いていると、三階建ての建物の一番上のベランダから、ちょっとした樹木が威勢良くはみ出しているのを発見して驚いた。屋上緑化というのは聞いたことがあるが、これはベランダ緑化である。
うまく剪定して、これ以上大きくならないようにしてあげないと、ベランダが重さに耐えられなくなってしまうんじゃないかと、つい心配になった。
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春雷は未だ来たらず坂東の北の山辺に窺ひゐるか
夕方から春の嵐になるという予報だったので、都内の仕事を早々に切り上げて帰宅の電車に乗った。
神田駅に向かう頃は、まだ雨も小降りで、風もそれほど強くはなかったが、常磐線は風に弱い。これまでも、ちょっと強風が吹くたびに、遅れたり止まったりしている。
今日は割合スムーズに取手駅まで着いたが、水戸方面からの上り電車にはそろそろ遅れが出始めているとのアナウンスがあった。ほうら、やっぱりね。
取手駅から車を止めてある駐車場までの道を辿るうちに、雨が小雨から本降りになりかけたが、傘はささずに済んだ。というわけで、今日はセーフ。明日は晴れるらしいが、風は強いという。
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牛久なる沼を見下ろす高台の畑を囲み白梅は咲く
今日は依頼されたホームページ作成のため、つくば周辺の風景の写真を大量の撮影した。
車で行くよりバイクの方が小回りが効くと思い、妻の原付を借り、ダウンパーカをしっかり着て、つくば周辺を走り回った。
防寒対策のおかげで、それほど寒くはなかったのだが、妻のヘルメットが私には少し小さすぎたようで、こめかみが締め付けられて、途中で貧血に近い状態になって、往生してしまった。
思えば妻のバイクとヘルメットを借りて運転したのは、今まで三十分以内で行けるところばかりである。二時間以上も小さなヘルメットをかぶった経験がないので、こんなことになるとは思いもよらなかった。
とはいえ、なかなかいい風景が撮れたので、ここに一枚紹介しておこう。畑の周辺に咲き始めた白梅である。
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菜の花は早くも咲きぬ新しき堤にはいつの春に咲くらむ
裏の小川の幅を広げて、「小」 の字を取ってしまう工事が進んでいて、朝からディーゼルエンジンの音が響き渡っている。
我が家から少し歩いた川下までは、向こう側に立派な新しい堤防ができていて、川の真ん中に取り残された古い土手を壊して、土砂を運び去る段階になっている。
その様子を見にちょっと散歩してみると、土手にもう菜の花が咲いていた。昨年の和歌日記をみると、四月十日になって、初めて菜の花の写真が登場している。さすがに、この写真の花よりは見事にさいているが。
少なくとも、昨年の三月には菜の花の写真はない。なんともはや、すさまじきほどの季節の前倒しだ。
ちなみに、写真の菜の花の向こう側は、古い土手を壊しているパワーショベルである。そのまた向こう側のいかにも人工的な堤に菜の花が咲くのは、何年後の春になるだろうか。
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昼過ぎに奥歯の穴を埋めたれば雨の気配の忍び来たれり
二、三日前までの天気予報では、木曜の深夜からもしかして雨になって、金曜日は、その可能性は低いが、気温が低ければ雪になることもあり得るなんて言っていた。
しかし、その予報は一日遅れになってしまったようで、今日の午後から曇ってきて、夜になってから雨が降りそうということになっている。
確かに、夕方にはいつ降ってもおかしくないぐらいの空模様になってきたが、それでも、まだ降らない。いくらなんでも、そろそろ降ってくれないと、世の中が乾ききってしまいそうだが。
今日、歯医者で奥歯の治療が完了した。歯に穴が開いているようで、なんとなく変な気がしていたが、ようやく普通の感覚が戻った。
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乾き切る空の底まで黄昏の色挿すまでぞ暫し待たるる
この三日ほど逆光気味の写真が続いたので、今日は日を背に受けて撮ってみた。実は、デジカメを家に忘れて、苦手なケータイ写真になってしまったので、一番無難なショットにしたのである。
日が長くなったので、夕暮れの景色を撮るには、六時前まで待たなければならない。
というわけで、なんてことのない、おもしろみのない写真になってしまった。本当にケータイ写真は苦手である。
天気予報は、今日の夜中までは天気がもって、日付の変わる頃から雨になるかもしれないと言っている。久しぶりのお湿りは歓迎だが、降水確率は低いようだ。
もしかしたら、本当に東京都心に一度も雪の降らない冬のまま、春が来てしまうかもしれない。
せっかく生まれて初めてスタッドレスタイヤを車にはかせているのに、なんだか拍子抜けである。
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黄昏の空もデジタルカメラにはトワイライトと映りたるなり
日がずいぶん長くなった。午後六時前に取手駅に着いて、ペデストリアンデッキに出ると、遠くの空が夕焼け色に染まって見えた。
「そういえば、こっちは西口なのだな」 という思いと、「立春を過ぎて、三日目になるのだな」 という思いが、同時に心に浮かんだ。
写真に写った映像をみると、私の目に映った実際の取手駅からの風景とは、また違ったイメージになっている。実際の空は、もっと無彩色に近い暗さだったように思う。
実際の景色が 「黄昏時」 という印象なら、この写真は、「トワイライト」 という感じになっている。写真も、ずいぶん嘘をつく。その嘘を楽しもうと思い、補正は加えずにそのまま載せてみた。
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黄昏に埋もれぬほどの赤味さし梅の蕾は膨らみゐたり
昨年の今頃の和歌日記を読み返してみると、毎日 「寒い」 とか 「底冷えがする」 とか、繰り言が書かれている。
今年はうって変わって、暖かい日が多い。今日も四月の陽気だったようだ。
ところが、我が家では妻が風邪で一日寝込んでしまった。夜になって起き出して、「ああよかった。治ったみたい」 なんて言っているので一安心。
料理洗濯は案外得意なので、一日や二日、妻が寝込んでも困ることはないのだが、今日ばかりは料理の献立が指定されていて面食らった。彼女が今日作るつもりで買い揃えておいた材料を使って、鶏肉団子と白菜の鍋物を作ってもらいたいという。
鶏肉団子なんてものは作ったことがないから、どうなることやらと思ったが、新聞の切り抜きに書いてあるレシピ通りにすると、案外簡単だ。我ながらおいしいと思える鍋ができあがった。
外は梅の蕾が膨らんできている。
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春風を入れて走ればスタジオは暑しとラジオのキャスターは告ぐ
大嵐だった昨日とはうって変わって、まさに春の陽気の一日。朝はかなり冷え込んだらしいが、日が昇ってからはどんどん気温が上がった。
いろいろな用足しで、つくば周辺を車で廻ったが、窓を開けて走るのが気持ちよかった。例年なら、三月にならないとこんなことはない。
ふと気が付くと、車が埃まみれである。埃だけではない。びっしりと付着している白い粉のようなものは、先日帰郷した際に道路に撒かれていた融雪剤だろう。
融雪剤は塩化カルシウムという物質で、車に付くと錆びやすいというのは、本当のことらしい。それで、ガソリンを入れるついでに、思いっきり洗車してもらった。雑巾で拭いて汚れを落とすのは自分でやるが、盛大に水を吹き付けて洗うのは、やっぱり業者に任せるに限る。あっというまにぴかぴかになった。
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立春の風に少女の自転車も新幹線も止まりたるなり
立春なので、「春の歌」 というカテゴリーにさせていただくが、体感温度としては昨日よりずっと寒い一日だった。
今日は某ロケハンで、つくば学園都市をうろうろしていたが、冬の季節風が吹き荒れて、ぐったりと疲れてしまった。東北新幹線が運転を見合わせたというのだから、並の風ではない。
ショッピングセンターの自転車置き場に置かれた自転車は軒並みなぎ倒され、びゅーっという轟音と共にさらなる強風が吹くと、通りを行く自転車がピタリと止まってしまう。ペダルがこげないほどの向かい風というのもすごい。
写真は、向かい風で前進を阻まれてしまい、悲鳴を上げる自転車の女子高生の一団。気の毒に。
畑の土が巻き上げられて、遠くの景色が土色に煙る。春一番の吹く頃にはよく見られる光景だが、今日の場合は風向きが逆だ。家に帰れば、猫たちも外に出たがらず、膝の上に昇って甘えたがるばかりである。
明日は暖かくなるらしい。寒暖の差が激しいのは春先の特徴だが、いつもの年に比べ、どうも半月以上前倒しのような気がする。
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節分の光を浴びる一日の白く空きをり我が予定表
今日は節分。ということは、自動的に明日が立春。
久しぶりに、何の予定も入らないのんびりした休日だ。娘たちは、友達と恵方巻を食べるなどと言ってでかけた。
例年、立春になると 「暦の上ではもう春ですが、まだまだ身を切るような寒さ」 などというのがテレビやラジオでの枕詞になるが、今年は、立春の前からもう春のような日射しである。
とはいえ、午後三時を過ぎた頃から急に風が冷たくなり、少しは冬らしくなった。
写真は、我が家の裏の小川の土手から撮ったものである。向かって右側の土手の向こうに、ちらりと見えているのが、現在新しく作っている土手だ。
これが完成すると、川幅が約二倍になり、小川ともいえないものになる。小川のうちに、証拠写真をせいぜい撮っておこう。
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北風は吹き来たれども坂東の川鎮まれりひさかたの日に
天気予報で言われていたとおり、明け方はかなり冷え込んで、この冬には珍しくベッドから起き出すのに勇気が要ったが、日中は冷たい風が吹いた割には、日射しがある分、それほど寒くは感じなかった。
「二月は光の春」 と言われるが、まさにその通り。立春を明後日に控えているので、まだ 「春の歌」 のカテゴリーには入れないが、一足早い 「光の春」 を感じさせる一日だった。
本当に、今年は季節が前倒しである。その代わり、夏はエルニーニョの影響で冷夏になると言われているで、そうなると、季節感にあまり起伏のない年になるのだろうか。
とりあえずは、冬から早春への穏やかな移り変わりを享受することにしよう。
関東では、毎年春先に雪が降るのだが、あまり暖かいと、雪ではなく雨になってしまう。観測史上で、東京に雪の降らなかった年はないというのだが、今年はどうなるのだろう。
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下町に空き地現れモルタルと波板トタンが日の目を浴びる
神田駅周辺は昔ながらの路地が多い。昭和三十年代を思わせるような、せいぜい二~三階の建物が隙間なくびっしりと並んでいる。
その中の一軒が取り壊されて、突然空き地ができたりすると、それまで人目に晒されなかった建物の横の壁面が現れる。
安っぽいトタンや、ボロボロになったモルタルの壁面が、二十一世紀の東京都心に、開き直ったように堂々と顔を出す。これがなかなかの風情だ。
建物が取り壊された跡地は、いかにも間に合わせ的な駐車場になっている。ビルを建てるには狭すぎるのだろう。
そのうち、取り壊される建物が増え、区画整理がされて、それなりに大きなビルが建つことになるのかもしれない。そうなると、この辺りの景観もまったく変わってしまうだろう。
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