如月二十二日の歌
去年 (こぞ) の春待ちに待ちたるふきのとう今年は知らぬ間に出でをりぬ
我が家の裏の空き地に、ふきのとうが顔を出している。
過去の和歌日記をたどってみると、昨年は三月二十一日に、土の上に芽を出したばかりの姿が載っていて、一昨年になると、三月二十四日に、もはやふきのとうらしくないまでに育ちきった姿が載っている。
ということは、今年は厳冬だった昨年より一ヶ月以上も前倒しで季節が進行していることになる。大変なことだ。
桃の節句用の桃の花も、早く育ちすぎていて、市場への出荷調整が大変だと聞いた。梅はもう五分咲き以上だし、この分だと、桜の咲くのも早いだろう。
花見のスケジュールを立てるのも一苦労なのではなかろうか。
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コメント
先般の<旧暦>の季節感に符合しますか?(笑)
しかし、地下でしっかり、生命力を保っている。
したたかです!
投稿: ポチ子ハミング | 2007年2月22日 18時10分
ポチ子ハミング さん:
>先般の<旧暦>の季節感に符合しますか?(笑)
あはは (^o^)
本当は桃の花は旧暦の桃の節句に咲くんでしょうけど、栽培農家が新暦に合わせて早咲きの桃の花を盛んに育てたんでしょうね。
ところが、今年は薬が効きすぎて、大変なことになったようです。
投稿: tak | 2007年2月23日 14時06分