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2007年2月19日

如月十九日の歌

日暮れても肩をすぼめることもなし筑波の街の北風凪ぎぬ


0702191

朝はやけに冷えて、あたり一面霜野原だった。日中は都内にいたが、かなり冷たい風が吹いていて、なかなか暖まらなかった。

ところが、日が暮れてつくばの地に戻ってみると、風が凪いでいた。風さえなければ、少しも寒くない。昨日の雨のおかげで、空気にも少しだけ湿り気が戻ったし、気持ちのいい春の宵である。

北風の吹いていたときは、ポケットに手を突っ込み、肩をすぼめて歩いていたが、日が暮れてから、ゆったりと大きく深い息をしながら街を歩くことができた。

今日は日が暮れてからこんなに穏やかなのに、明日はまた冬の寒さに戻るらしい。やれやれ。

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