昇り来る朝日の丸き輪郭を雑木林を透かし確かむ

早朝に発って車で水戸方面に向かう。夜明け前は、ところどころに深い霧が残り、慎重な運転を強いられる。
岩間を過ぎた辺りで、地平線から日が昇ってきた。朝日にまともに向かうと、まぶしくて運転できないほどだが、ちょうどよく、まばらな林の向こうに昇る日は、はどよく遮光されて、美しくみえる。
朝日が昇るに連れて、あちこちに残る霧が消え始める。交通量の少ない道を、朝日を眺めながら悠々と走る。
そういえば、今日は建国記念の日だった。朝から日の丸とともに走ってしまったわけだ。
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