如月二十五日の歌
新しき鉄道駅の周りには未来のための建物の建つ
一昨年秋に開業した新線、つくばエクスプレスの 「みらい平駅」 の辺りに、開業後初めて行く機会があった。今まで、いくらでも行けば行けたのだが、なぜか、これが初めてである。
我が家からは守谷駅とみらい平駅の二つが大体同じ距離なのだが、守谷駅の方が快速電車が止まるし、都心に近いので、みらい平駅には行く必要がなかったのだ。
とはいえ、私の住むつくばみらい市にある唯一の鉄道駅ということなので、一応は気にかかっていたわけだ。
今月十六日の和歌日記の写真で、遠くにぽつんと見えているマンションを、今日、初めて間近に見た。かなり大きなマンションである。はたして全室埋まるんだろうか?
そういえば、鉄道の開業前にこの辺りを写真に収めたことがあったはずだと思い出して、過去の日記を検索してみたら、ココログを利用し始める以前の、平成十六年の四月十五日の和歌日記に見つかった。約三年前だが、見事に何もない原野のようなところだった。
本当に、時代というのは移り変わるものである。ただ、建物の多くはまだ地に足の着いた感じではなく、まさに 「みらい」 のために、とりあえず建てたような印象があった。
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コメント
当地の山間部に、長野新幹線の駅がありますが
これがなんと、山間地に忽然と出現した<宇宙基地>の
感があるんです!
初めて、遭遇したときは・・狐にでも化かされたかなと
真剣に思いました!
時に、とんでもなく<超未来の為>としか・・
言いようの無い物が出現いたしますね!
それが、必ずしも役に立つ!とは・・・。
投稿: 歩遅子 | 2007年2月25日 20時20分
歩遅子 さん:
駅のコンセプトが 「新幹線」 ということだけに集約されて、周囲のことが忘れ去られると、そんなことになりますね。
ユニクロのジーンズでルイ・ヴィトンのバッグという出で立ちにも、共通の心的傾向を感じます。
投稿: tak | 2007年2月26日 10時41分