如月七日の歌
黄昏の空もデジタルカメラにはトワイライトと映りたるなり
日がずいぶん長くなった。午後六時前に取手駅に着いて、ペデストリアンデッキに出ると、遠くの空が夕焼け色に染まって見えた。
「そういえば、こっちは西口なのだな」 という思いと、「立春を過ぎて、三日目になるのだな」 という思いが、同時に心に浮かんだ。
写真に写った映像をみると、私の目に映った実際の取手駅からの風景とは、また違ったイメージになっている。実際の空は、もっと無彩色に近い暗さだったように思う。
実際の景色が 「黄昏時」 という印象なら、この写真は、「トワイライト」 という感じになっている。写真も、ずいぶん嘘をつく。その嘘を楽しもうと思い、補正は加えずにそのまま載せてみた。
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