如月十八日の歌
カーラジオ消して降りるもままならず亡き文楽の明烏聞き
旧正月。朝方は夕べからの雨が降り続いていたが、いつの間にか止んでしまった。
日が暮れてから車で帰ってきたので、天気の具合はわからないが、多分、いい天気になったのだろう。
途中のショッピングセンターで、休憩がてらコーヒーでも飲もうと、駐車場に入ったが、ラジオの寄席番組で文楽 (もちろん、黒門町の八代目。今の四角い顔の九代目はちょっとね) の 「明烏」 と 「愛宕山」 が始まった。
近頃、志ん生の話は時々聞くことができるが、文楽は本当に久しぶりだ。とくに、明烏は、絶品である。車から出もしないで聞き惚れているうちに、一時間近く経ってしまったので、そのまま帰ってきてしまったのであった。
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