弥生十六日の歌
一日の暮るるはかくも早けれど春は何処に止まりゐるや
今日は東京で初雪が降ったらしい。これで、雪の降らなかった冬 (?) という記録は避けられた。
いったん来かけて遠ざかってしまった春を待ちわびると、季節の進むのがこんなにも遅く感じるのに、一日の暮れるのはこんなにも早い。
急ぎの仕事を必至に仕上げているうちに、窓の外はすっかり暮れてしまった。おかげで、今日はまともな写真が撮れなかったじゃないか。
というわけで、今日は、田んぼの向こうの県道を望んだところである。家路を急ぐ車のヘッドライトの白い光と、リアランプの赤い光が、滑るように流れている。
今月後半は、休日返上の暇なしの予定で、ブログの更新は至難の業となりそうだ。
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