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2007年3月24日

弥生二十四日の歌

絶え間なき声の芥子粒さらにまた揺れ消えかかり雲雀は昇る


一昨日からはっきりと春の暖かさになった。土手の菜の花はどんどん増え続けている。そう言えば、去年は少なかったから、今年は多く咲く年だ。

日の当たる斜面から先に咲き始めているが、日当たりの少ないこちら側の土手でも、だんだん花が開き始めている。今日の写真はそんな株のものだ。

土手の向こう側では、ヒバリがせわしなく鳴きながら飛び始めた。いや、ヒバリは 「飛ぶ」 というより、やはり 「昇る」 だろう。忙しくさえずりながら空中高く昇り、あとは風にまかせて降りてくるだけだ。

声のする方に目をこらすと、かろうじて芥子粒ぐらいの影が揺れているのが確認される。それはただ、落ちないように必至に羽ばたいているだけのようにも見えるが、さらにだんだんと小さくなるので、まだ昇っているのだとわかる。

やがて声が聞こえなくなると、すうっと降りてくる。餌は地上であさるということなので、ただ無駄に上下しているだけのようにも見えるが、それは縄張りを示す行為らしい。。

なかなかご苦労なことである。

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