弥生九日の歌
高暗き寒の戻りの雲のもとただ輪郭をなぞる筑波嶺
今日も妙に寒い。先月の今頃より、ずっと風が冷たいような気がする。
もっとも、先月からずっと順調に暖かくなってしまったら、週明け頃には桜が咲いてしまってもおかしくないぐらいだから、自然は少し足踏みして調整しているのだろう。
田んぼの一本道の彼方に、筑波山の陰が見える。冬の間はもっと空気が澄み切っていたから、細部まで見えたが、さすがに、すこしぼんやりとしているので、春なのだという気がする。
桜の咲く頃には、この山影がもっとおぼろになってしまう。
朝から泊まりがけの仕事となるので、もしかしたら、更新が不定期になるかもしれない。いずれにしても、歌を詠むことに変わりはないので、最終的には毎日更新が続くようにしたい。
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