卯月一日の歌
はるばるとアジアの奥の砂漠より飛びに飛びたり山隠す砂
昼前に酒田を発って、つくばの里に帰ってきた。途中、山形道から東北道にかけて、遠くの景色がかすんでほとんど見えない。ところどころ、茶色の土ぼこりが舞っている。
周囲に乾いた畑があるわけでもない山の中である。これはどうやら、中国から飛んできた黄砂のようだ。
車のフロントガラスにも、土ぼこりがびっしりと付いている。ウォッシャー液で拭うと、窓の下の方に、なかば泥のようになって流れ落ちる。東北方面では黄砂の被害がひどいとは聞いていたが、これほどとは知らなかった。
写真は、東北道の吾妻パーキングの様子。ご覧の通り、ごく手前の里山の影がわずかに見えるだけだ。本来なら、その向こうに重なり合う山々が遙かに見渡せるのだが。
福島県を越えて栃木県に入った辺りから、ようやく周囲の山の姿がすっきりと見えるようになった。関東ではあまり黄砂のひどさは感じられないようだ。
韓国では黄砂警報が出されたらしい。中国の環境破壊は、年々酷くなっているんじゃなかろうか。
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