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2007年4月19日

卯月十九日の歌

ふと見れば妖しきまでに咲く著莪をこの春までは見過ごしゐたり  


今月六日に、シャガの花の写真を上げたが、今日はそれよりもちょっとよく撮れたので、再びシャガの写真である。

私が取手駅の近くに借りている駐車場の近くに生えている。いつもは駅まで近道をして、この花の咲いている辺りは通らないのだが、今日は帰り道にちょっと遠回りをしてみた。

シャガの花はまだ咲いているのだった。一輪ごとの花は一晩でしぼんでしまうというので、次々に新しい花が開いているのだろう。注意しないと見過ごしてしまうような、それほど大きくない花なのだが、よく見ると、妖しいまでの美しさである。

こんなにすごい花を、私はこの年の春になるまで見過ごしていたのだ。せかせかと急いで通り過ぎていたために。申し訳ないことをしたような気がする。

下手すると見過ごしてしまいそうだが、ふと注目してしまうと、どっきりするほどの存在感というのは、人間でもなかなかいい。

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