皐月三十日の歌
さりげなく花芥子はただ咲きにけり皐月の風に少しく揺れて
何気なしに撮った写真だが、何しろ、花の名前にすら疎いぐらいだから、実際のところはよくわからないけど、多分、ケシの花である。
で、ふと気になって調べてみたのだが、これって、もしかして、栽培の禁止されている種類のケシなんじゃなかろうか。
それでも、このタイプのケシなんて、そこら中に自生していて、来月になれば、花の季節が終わって芥子坊主が目立つようになる。それは昨年の六月の和歌ログにも収めてある (参照)。
何だか、誰も気にしていないみたいなのだ。ちょっときれいな花の咲く野草という扱いである。私としては、きれいな花の見られるのがうれしいので、そっとしておこうと思う。それに、この程度の量では、たとえアヘンの取れる種類だったとしても、とても採算に乗らないだろうから。
| 固定リンク
コメント