皐月二十八日の歌
二十年天然酵母でパンを焼く我が家の空気知る酵母にて
夜、パン生地をこねた。同じような写真を前にも使ったような気がしたので、自分のサイトを検索してみたら、一昨年の七月二十八日にアップしてあった (参照)。
朝になるとこのパン生地が、酵母の力でボウル一杯にふくらむ。
我が家のパンは天然酵母パンである。酵母は 「飯豊の空の下から・・・」 の食工房さんから、よく覚えてないが、多分 二十年以上前にのれん分けしてもらったものだ。
あれからずっと我が家で育ち続け、代替わりし続けているのである。大したものである。多分、我が家の酵母には食工房の雰囲気にプラスして、我が家の雰囲気も、すっかり刷り込まれているだろう。
我が家の雰囲気がパンになって焼き上がるのである。我々は、我が家の雰囲気を食するわけだ。
そう思って見比べると、今日のパン生地は一昨年のものよりしっとりとしてみえる。我が家の雰囲気も少ししっとりしたのだろうか。
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