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2007年5月 5日

皐月五日の歌

すがるもの一つとてなき青空でひたにもがきて鳴く揚雲雀


こどもの日。週間予報が少し狂って、青空だ。もう初夏を通り越して、夏と言ってもいいような陽気である。とはいえ、明日が立夏なので、今日までは 「春の歌」 というカテゴリーで詠んでおこう。

連休三日目ということもあって、行楽地から離れた我が家の周囲は、いともうららかで、のんびりとしている。こののんびりとした空気の中で、ヒバリの声だけがひっきりなしに忙しい。

必死に鳴き、羽ばたきながら上昇するヒバリを揚雲雀 (あげひばり) と言って、俳句の世界では春の季語になっている。

私は、なんであんなに必死に鳴きながら上昇するのだろうと、ずっと不思議に思っていた。鳴き声でエネルギーを余分に使うから、上昇の効率がさぞ悪いだろうにと。

ところが、あれは単なる上昇ではなく、縄張りを主張するディスプレイ行動なのだそうだ。なるほど、それなら、ただ上昇するだけでなく、鳴き声もプラスしてアピールすることに意味があるのだろう。

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