水無月三十日の歌
墓下の小さき穴を僅かにも埋めて浄土に母は逝きたり
(写真はお墓ではない。念のため)
母の納骨式が終わった。天気は曇りという予報だったが、青空ものぞいて 「時々晴れ」 という但し書きがついてもいいほどになった。予感どおり、四十九日が開けたら晴れ男ぶりが復活した。
墓の蓋を開けると、祖父と祖母の骨が入っている。三十年以上も前に亡くなったのに、まだまだきれいなものだ。そこに、骨壷から母の骨を足し入れる。母の骨は、さすがに一段ときれいだ。
ここに自分の骨も入るはずなのだが、さすがにまだ実感がない。
お骨を納めて、和尚さんにお経を読誦してもらう。母は名残りのみをここに残して、阿弥陀如来に召され、浄土に行ったのだろう。合掌。
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