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2007年6月23日

水無月二十三日の歌

川越しの雲居僅かに赤く染め陽の残りゐる長き黄昏


0706231

梅雨の中休みが途切れたと思ったら、また二度目の中休みが来たようだ。というより、実際にはまだ梅雨入りしていないのかもしれない。

夕餉を過ぎても日は残っているらしい。川越しの雲の切れ間から、赤く染まった陽射しが漏れる。

さすがに夏至の翌日である。長い長い黄昏だ。こんなにも長い黄昏が週末に訪れることは、幸いなことである。

明日も晴れるらしいが、日曜の黄昏がいくら長くても、土曜の黄昏に比べて物悲しい

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