水無月二十四日の歌
つばくろの雛顔中を菱形のくちばしにして餌を待ちゐる
スターバックスの看板文字に巣を作ったツバメのことを毎年歌に詠んでいる。昨年は七月二十一日付で詠んでいるが、今年はほぼ一月早く写真に撮ってみた。
時期が早いだけあって、雛はまだ小さいが、それでも顔中を口を菱形に開けて、餌をねだっているのが見て取れる。親鳥は交代で餌をあさりに出かけているらしく、どちらか片方が巣の近くに止まって番をしている。
雛が育つにつれて、看板文字の一番右の 「E」 の字は、糞で汚れてしまうのだが、スタバのスタッフは、毎年我慢して掃除をせずにいる。それは、汚いとは感じさせず、ほほえましいものである。
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