水無月二十五日の歌
西つ方黒雲途切れ望む日は思ひがけなき高みにありぬ
ようやく梅雨っぽい空模様になり、朝から細かい雨がしとしと降っていたが、昼過ぎに止んで、夕方には、立ちこめていた雲に大きな穴が開いた。
六時半頃、まだ日は思ったより高いところに残っているようだ。さすがに夏至を過ぎたばかりである。
何の気なしに、デジカメのシャッターを切っておいたのだが、後で確認すると、印象派の絵のような雲が撮れていた。なんとなくいい気持ちだ。
それにしても、関東平野の空は広い。このせっかく広い空を、都心にいる者は味わうことができない。気の毒に。
明日までは天気がぐずついて、水曜と木曜は晴れ間が出ると言っている。そして、金曜日から田舎に帰り、母の納骨式を執り行う。
今週末の庄内地方の天気予報は、晴れたり曇ったりとなっている。母の四十九日が開ける頃には、晴れ男に戻りそうだという予感がしていたが、どうやらそんな感じになってきたようだ。
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