文月十五日の歌
野分過ぐ若緑なる葉の枝のフロントガラスに飛び来たりゐて
台風四号が通り過ぎた。
日曜だというのに、今朝早く仕事に出かけた時は、台風はまだ四国南岸にいた。高速道路を北上すると、時々あまりの雨脚に、時速六十キロぐらいにスピードを落とさなければならないこともあった。
激しい雨がフロントガラスにぶつかると、雨粒が砕け散るので、前がほとんど見えなくなることがある。傘を差して歩くより、ずっと恐い。
そして、台風は夕方には房総半島をかすめて、東海上に抜けたようだ。帰ろうとして駐車場にいくと、強風でもぎ取られた小枝が、フロントガラスや屋根の上に積もっていた。
帰りは雨は大したことがなかったが、吹き返しの強風はかなりのものだった。明日は暑くなるらしい。
| 固定リンク
コメント