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2007年7月 2日

文月二日の歌

雲の湧く谷間を渡る点となり百二十里を帰り来たりぬ


0707021

酒田から帰ってきた。事前の天気予報では土曜日は雨だったのだが、降らずに済み、日曜日もまずまず。

今日も、途中で少し降ったが、要所要所では晴れて、少しも濡れずに済んだ。車の汚れが洗い流されただけありがたい。

日本海側の酒田から、列島の背骨のような山地を越え、その間の谷間に沿った道を縫うように辿ったので、途中は山水画のような風景である。

晴れ渡った青空を背景にした時とは、まったく別の趣である。細胞の中の遺伝子配列の喜ぶ景色だ。

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