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2007年8月16日

葉月十六日の歌

日暮れても降る蝉の声その中につくつくほふしの初音ぞ聞こゆる


0708161

あんまり暑すぎて、夕方になるまでは屋外の写真なんか撮る気になれない。夕暮れに土手を散歩しながら、夕焼けの写真を収めた。

今日はあちこちで四十度を超えてしまったようだ。山形市の不滅の記録だった四十・八度が、七十四年ぶりに破られて、多治見市と熊谷市で四十・九度を記録。山形は、たった一日でナンバー・スリーに落ちてしまった。

多治見と熊谷の人たちとしては、こんなことで記録を更新しても、あまりうれしくはないだろうが、話の種にはなるかもしれない。

暑さは今日がピークらしく、明日は少しは気温が下がるようだ。確かに、夕方になってからは、これまでとは空気が違って来ているような気配がある。少しだけ涼しい風が吹き始めた。

暮れかけても蝉の声は止まないが、その中に、ちらほらとつくつくほうしの声が混じり始めた。この声が聞こえてくれば、夏は終わりに近づいているということだ。

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