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2007年8月18日

葉月十八日の歌

荒妙の俵藤太の祀らるる山より望む将門の里 


0708181

今日は本当に過ごしやすい一日だった。朝のうちに雨がぱらついたが、栃木県佐野市への出張中には完全にあがり、それでも、気温はそれほど上がらずにすんで、生き返ったような気がした。

昨日までの滅茶苦茶な暑さに順応しようとしていた体には、今朝の涼しさは肌寒いまでに感じたが、このしのぎやすさも今日一日だけのようで、明日からはまた、最高気温が三十三度に達する真夏日が続くようだ。

ただ、熱帯夜からは解放されそうなのでありがたい。このところの熱帯夜は、二十五度なんてものじゃなく、二十七度ぐらいあったから、部屋の中の熱気が冷め切らず、本当に寝苦しかった。

今日は佐野の唐沢山というところに案内してもらった。ここは、平将門を討った藤原秀郷 (俵藤太) の子孫、佐野氏が城を構えたところだという。俵藤太を祭神とする唐沢山神社もある。

写真は唐沢山からのながめ。空気が澄んだ正月などは、新宿副都心のビルも望まれるという。将門の本拠、下総の地はすぐ間近である。

「荒妙の (あらたへの)」 は、「藤」 にかかる枕詞。今回は無理矢理、俵藤太にかけてみた。

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