葉月二十六日の歌
行く夏を惜しむ人あり風渡る高速道のパーキングにて
もう、行く夏を惜しむ人などいないと思っていたが、やはり、八月最後の日曜日である。あちこち、かなり混雑した。
私は仕事で出かけたのだが、高速道路は渋滞というほどではないが、それなりに混んでいて、パーキングは夏祭りの縁日のような演出になっている。
やはり行く夏を惜しむ人はいるのである。夏休みは今月末で終わっても、九月の最初の二日間が土日だから、子どもたちにとってはラッキーなんだろうけど、その頃には雨模様になるとの予報なので、やはり、今日が最後の夏休みの日曜日だったのだ。
そしてパーキングのはずれの方では、縁日の喧噪に馴染めないライダー達が、涼んでいた。
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コメント
灼熱炎天塵界焦
心中辟易怠荒招
蜩聲仄聴猶残暑
可耐暫時秋韻漂
残暑お見舞い申し上げます!
そう、あちこちに秋にかすかな気配がうかがえますね。
日々短歌を一首お詠みになる!凄いです!
私も・・・と考えますが難しいです!敬服いたしております。
こちらで日々の移ろいを感じ、日本人の感性を嬉しく思います。
御身体をお愛いくだって、益々ステキなお歌をお詠みくださいませ!
又、伺わせていただきます!
往く夏を惜しむか山の蜩は逝きたる人も呼びて鳴くらし
投稿: 歩遅子 | 2007年8月27日 11時46分
歩遅子 さん:
すみません。不注意でレスが遅れました。
鬼気迫る漢詩ですね。
>往く夏を惜しむか山の蜩は逝きたる人も呼びて鳴くらし
往く夏、逝きたる人、ふぅむ、いいですねぇ!
投稿: tak | 2007年9月 3日 16時01分