長月二十二日の歌
草に立つ牛のゆばりの水柱 彼岸の日射し受けてぞ白き
いやはや、彼岸に入っても真夏の暑さである。熱帯夜でないのが救いといえば救いだが。
明日は彼岸の中日で、このあたりは二十六~七度になるという。ああ、楽しみである。涼しい空気を胸一杯吸い込みたい。
岩間インターチェンジの近くにある東大付属牧場を通りかかったら、珍しく牛たちが道路際の草地まで出てきていた。
せっかくのシャッターチャンスなので、車を停めてカメラを構えると、牛たちも何事かと近づいてくる。構わずシャッターを押し続けていると、この写真の右側にいる白の部分の大きい方の牛がくるりと向き直り、突然小便をし始めた。
さすがに牛である。太い水柱の小便が、ずいぶん長い間続いたような気がした。枕元で馬の小便の音を聞いた芭蕉翁も、ずいぶん長い間その水音に耐えたのだろうと思った。
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コメント
な~~るほど!
牛乳をあれだけ放出?して、なお・・ですか!
なんだか、みょ~~に感動!
投稿: 歩遅子 | 2007年9月23日 11時48分
歩遅子 さん:
実は私も、こんなにオシッコして、よくミルクも出せるものだと、感心してしまいました。
投稿: tak | 2007年9月24日 23時24分
やっぱり!!”いずこも同じ秋の夕暮れ!(笑)”
投稿: 歩遅子 | 2007年9月25日 01時32分