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2007年10月11日

神無月十一日の歌

水かさの減る利根川を越えながら常磐線は加速して行く


つくばエクスプレスができて以来、常磐線利用者がずいぶん減った。朝、ラッシュ時より少し遅れるだけで、常磐線の取手駅はずいぶんひっそりとして、始発電車ではほぼ必ず座ることができる。

取手駅のホームの端からすぐ、利根川を渡る鉄橋が見える。取手駅を出た上り電車は、すぐにこの鉄橋を越えることになる。

利根川は坂東太郎というほどの大きな川で、地形を見事に分けているのだが、それを境に、向こう側が下総の国で、こちらが常陸の国というわけではない。利根川のこちら側も、まだ下総の国である。

国の境が決められた古代は、利根川は東京湾 (江戸湾) に注いでいて、今の流路ではなかった。今の道を辿って流れるようになったのは、江戸時代に人工的に流れを変えてからである。だから、今の利根川は、国境に関係がない。

その、人口の利根川を超えて、今日も東京に出てきている。

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